カイと猫のバンコク珍道中

諸刃の剣

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一人暮らしや未婚者に多いイメージだけど、一人暮らしじゃない人や既婚者にも多いらしい。

それがコロナをきっかけでさらに増えているんだとか。

 

自分には縁が無い話だと思っていたけど結構深刻な問題なんだなあ。

 

僕は元々1人で行動することが多くあまり特定の人ばかりと接するなんてことがなかったので、孤独を感じたことがあまり記憶に無い。友達も少ないんじゃないかな。

 

でも家族とはすごく仲がいいと思う。家族に対して悪い感情を抱いたこともないし母より僕を理解している人はいないと本気で思う。(マザコンですね)

 

そもそもみんな人との付き合いにうんざりしていたんじゃなかったのかな?

仕事仲間との飲み会は嫌、休日は好きなことをしたい、友達以外にはプライベートな事は教えたくない、親とはあまり連絡は取らない、とかね。

 

SNSや同じ趣味、理解者とは仲良くするけどそれ以外の人とは関わりたくなってイメージだったけど本当は違うんだろうね。

 

みんな人に弱みを見せたくないんだよね。だから日々一生懸命生きなければならない。

 

僕が嫌いな言葉に

 

「あなたが空しく生きた今日は、あの人が生きたくても生きられなかった明日」

 

っていうのがあるんだけど、見れば見るほど本当に嫌な言葉だと思う。

ものすごく陰湿な嫌がらせとしか思えない。

毎日毎日後悔のないように生きろってことなんだろうけどそんなのは人によるんだよ。

 

こういう自己啓発本によく載っていそうな言葉は上り調子の時にはいい言葉に聞こえるんだけど、そうでもない時に聞くとただただ不快な言葉でしかない。

韓国のカシコギっていう小説に出てくる名言らしいけどね。

 

日本とか韓国なんてこういう言葉好きなんだと思う。だから自殺が多いんだよ。

タイなんかもそうだろうね。中流階級以上で勝手に流行る。そして下流にはまったくカスリもしない。それどころじゃないから。

 

勝手にこんな言葉を名言にされると、それに当てはまらない人は生きづらくなってしまうんだろうね。

 

例えば、タイで会う未婚の日本人女性は尊厳死の話をよくする。

周りと比べると辛いから日本にも帰りたくないし、かといってタイで死んでいくのも辛い。

 

こんな話聞いている方が辛いよ。笑 かける言葉はないから。

それはそれでいいじゃんて思うんだけどね。ゆる〜くテキトウに生きれば。

 

 

経済力や見た目、知識なんかで他人と比べ続ける限り孤独感は無くならない。

 

『ダサい格好はしたくないしダサい音楽は聴きたくない。平均より貧しくはなりたくないし、親や兄弟にも落ちぶれてほしくない。

人に羨ましがられるような何かが欲しい。人生に意味や意義があって欲しい。

幸せな人生が送りたい。』

 

20歳の頃なんかは本当にそう思っていた。けど今は思わないな。

やる気がなくなったわけじゃないし絶望しているわけでもない。

 

なんか着地が難しくなってきたな。笑

 

まあ気楽に行こうぜ!ってことで、ね。

 

 

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