(映画)アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線
映画『アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線』★★★★4.3点。 いや〜、良かった。
— カイ (@kaoyai4) 2021年7月25日
第二次世界大戦中の独ソ戦。この頃のソ連は粛清の嵐で軍はガタ… https://t.co/YWSlyseeTk #Filmarks #映画
今回は第二次大戦の独ソ戦、ルジェフの戦いを描いた作品、
『アンノウン・バトル 独ソ・ルジェフ東部戦線』。
ソ連側から見た作品です。
1942年1月8日〜1943年3月31日、この戦いでソ連兵は130万人が犠牲になったとされています。
この戦いによりスターリングラードでの攻防でソ連側が勝利し、戦線を後方に押し戻すことに成功します。
前回の記事で書きましたが、この頃のソ連側はスターリンによる大粛清により軍は弱体化し、本作品でもそれは描かれています。
中佐が無能なのかそれとももっと上が無能なのかはわかりませんが、とにかく無能なことだけは伝わってきました。
救いは上級大尉と中佐の部下の中尉が有能だったことです。
このルジェフの戦いについては日本語訳の文献が少なく、ちょっと理解できていなかったので、この作品は大変勉強になりました。
Wikipediaではあきらかにソ連側の被害が大きく書いてあるので。
でもその後ドイツ兵はソ連から撤退することになるのでやはり重要な戦いだったのでしょう。
この映画が良かったのは、すごく人間臭さが出ていたことですね。個人的な印象だとどうしてもソ連という国に冷たい印象を持ってしまっていました。
でも彼らだって同じ人間でいろんな人がいるし愛国心だって強い。
同じ人間なんですよね。
このドイツとソ連の戦争は本当に救いがない戦いなのですが、1人でも多くの人が理解を深められたらと思います。
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