(音楽)バグパイプが聴きたい
こんにちは、カイです。
近頃暗いニュースばかりなので気が滅入ってしまいますね。
どうしてもテンションが下がりがちです。
しかしここまできたらジタバタしてもしょうがない。自らでアゲていくしかありません。
こんな時に聴きたくなるのは「バグパイプ」の音色。笑
みなさんも一度は聴いたことがあるんじゃないでしょうか?
これです。
一番馴染みがあるのはスコットランドのハイランドパイプかなと思いますが、意外といろんなところにある民族楽器です。アイルランドやイタリア、北米、インドなんかにもありますね。
実際僕も購入し吹いてみたことがありますが早々に諦めました。日本では習えるところがほとんど無いので趣味でやるにはハードルが高いです。
指使いはプラクティスチャンターというリコーダーのようなもので練習するのですが、これが面白くない。笑
そもそも指使いは難しくなくて問題はバッグに空気を溜めて、それを脇ではさみ音を出すという珍しさにあると思います。
まあそれは置いといて聴く方の話へ。
『The Larkin Brigade』
アメリカのボストンで結成されたアイリッシュフォークバンドですね。
ポーグス(アイリッシュパンクの元祖)やウルフトーンズのカバーをやっていたメンバーが結成しただけあってアイリッシュ色全開です。
面白いのはギターが無く、ピアノを中心にしていること。アコーディオンも無いですね。だからポーグスのようなパンク要素は少ないです。
代わりにフィドルを使っています。(フィドルというのはつまりヴァイオリンですね。ヴァイオリンはイタリア語、フィドルは英語です。違いは民族音楽には使うのはフィドルとされています。ややこしいですが奏法が違います。)
このバンドのアルバム
「Paddy Keys For Mayor」に収録されている
Sean South From Garryowenという曲がとにかくカッコいい。
この曲はウルフトーンズのカバーですね。
シーン・サウスという人の歌だと思いますが、アイルランドの歴史を勉強したらいつか詳しく書きたいと思います。
(イギリスの歴史は書くのが難しいです。)
単純に音としてすごくいいなと思ったのでアイリッシュフォーク/パンクは好きなのですが、歴史背景などいろいろありそうですし、簡単に説明できるものでも無いでしょう。
この曲はとにかくバグパイプがカッコいいのでかっこいいので聴いてみてください!
悲しい歌なんだとは思いますけどね。
『The Go Set』
こちらはオーストラリアのアイリッシュパンクバンドです。
2003年から現在も活動中。
こちらはパンク色が強いですね。
ビリー・ブラッグの名曲のカバーですね。
イギリスの国宝とも言われた彼の歌は政治色が強く、社会の変化、正義、労働者の権利を提唱しています。
その名曲をバグパイプを加えてカバーしたこの曲のカッコ良さは素晴らしいですね。
バグパイプだけじゃなくバンジョーやフィドル、アコーディオンなどのアイリッシュフォークによく使われる楽器は、とにかく明るく一方でものすごく哀愁を感じます。
そんなことを考えながら今日はぜひギネスビールを片手にこの2曲を聴いてみてください。