(本)男の作法
池波正太郎先生の『男の作法』。
1981年発行。
僕が生まれる前の本なんですね〜。
『男の作法 (新潮文庫)』の感想
— カイ (@kaoyai4) 2021年7月6日
生まれる前に出た本なのに面白いなぁ。#ブクログ https://t.co/AUVdspdwBT
今の時代こういう「親父の小言」みたいな本は嫌がる人も多いかもしれませんが、
僕は好きなんですよね。
寿司を食べる時わさびを醤油に溶かすのもするし、そばの食べ方も気にしないけど
やっぱり粋な男の方がいいとは思います。
こんな古い本なのに全然違和感なく読めるのは、僕の父親が結構こんなタイプの男でいろいろと細かいからなんだろうなと思います。
コーラ飲んでると文句を言われるし、コロッケのソースなんかにマヨネーズを混ぜるのも嫌い。ファミレスやファストフードは大嫌いでお陰で中学までマクドナルドを食べたことがほとんどなかったですね。
いわゆる江戸っ子だった父親と池波正太郎先生は似ているんだろうなあ。
そんな僕が父親に反抗しなかったのは、その理由を母親がしっかり子供に説明していたからだと思います。(納得していたわけではないと思いますが)
当時は本当に何を考えているにか理解ができませんでしたが、これを読んで納得しました。彼は粋な男だったんだと。
正直タイ化している僕は父親みたいにはなれないだろうけど、それはまあみんなそうなんだろうとは思いますね。
若い人も読んでみると面白いと思いますよ!
男の作法 (新潮文庫 いー16-22 新潮文庫) [ 池波 正太郎 ] 価格:572円 |